物見を合わせると、まっすぐ前向いた状態で、前方を見ることができます。
当たり前のようでこれが難しい。このような面に出会えること自体奇跡です。
面金の隙間の一番広い部分から前を見れるので、それだけで視界が広く感じられます。面金が気にならない。
上目遣いや下目遣いで前を見る必要が無いので「立ち姿」が変わります。ちゃんと背筋がピンとなって、意識しなくても教科書どおりの中心線が通った立ち方が出来るようになります。
試合や審査でももちろん有利に働きます。
例えば、昇段審査では、2人が立ち会いますが、相手は面の物見が合っている。自分は物見が合っていない。。。
たったそれだけの違いですが、審査員の先生から見たら大きな差ですよね。