お店に修理を持ち込んで訳も分からず「買い直した方が安いよ〜」と言われた事がありませんか?それには大きい理由があります。
剣道具の製作には材料の他に、「職人さんの工賃」つまり、「人件費」の占める割合が大きいのです。日本の職人さんは工賃が高いので安価な剣道具ほど、ほぼ海外で製作します。
一方修理は、その都度、海外に送るなんてことは現実的でないので日本国内の職人さんにお願いすることになります。
修理には案外手間暇がかかるので、修理にあたる日本の職人さんの工賃を考えると、海外でゼロから作ったほうが早いというのが理由です。
ただ、この「買い直した方が安いよ」という考えですが、
安価なミシン刺防具を使っている人には本当でが、
良い手刺し防具を使っている人には当てはまりません。
手刺し防具は修理やメンテナンスをしながら長年使うために作られています。出来る人ほど修理に早めに出します。