どうしても伝えたい事があります。
それは「セルフイメージ」です。
一体「セルフイメージ」とは何なのかと言いますと、
「自分は〜だ」と、自分で思い込んでいることです。
自分で自分のことを
「三段と思っていたら三段」というセルフイメージをもっていますし、
「四段と思っていたら四段」というセルフイメージを持っています。
「そんなの当たり前」と思うかもしれませんがこれがなかなか馬鹿にできません。
なぜなら「五段を取得しようと思ったらたとえまだ四段でも既に五段」のセルフイメージが必要だからです。
「五段に受かる前から、五段の稽古」をしている必要があるのです。もちろん審査には地力が必要です。ですが地力を養うにはやはり努力と日数が必要です。
その点、セルフイメージはすぐに変える事が出来ます。
<セルフイメージの変え方その①>
外見を変えてみる
・真新しい剣道具、剣道着、袴を新調してみてください。普段Tシャツの人がスーツを着るのと同じ。それだけで首が襟に付き、背筋が伸びます。
・今の防具のお手入れをしてみてください。胴を磨いてみる。甲手に穴が空いていれば修理を依頼する。色落ちが激しければ藍で染め直すなど。面紐が長すぎればカットしますし、甲手紐が伸びきっていれば短く縛り直します。
・新しい竹刀を使う。真新しい竹刀を初めて下ろすとき誰でも嬉しいです。柔らかい真っ白な柄を握るだけでワクワクします。
・新しい防具を買ってみる。自分でもびっくりするくらい高価な防具を使ってみる。良い道具に負けないようにとそれだけで稽古の取り組みが本当に変わります。まさに「形から入る」五段に合格したいなら普段から五段に相応しい外見をしておく必要があります。
「良い防具を身につけると剣道が上達する」は本当なのです。
<セルフイメージの変え方その②>普段と違う事をしてみる。
マンネリ化した普段の稽古の中で普段と違うことして刺激をうけます。
・出稽古にいって緊張感のある稽古をお願いする。
・剣道関係の本を買って読んでみる
・関係無いことのように思えますが、部屋をきれいにする
★セルフイメージを上げた後、本当に大事な事。
セルフイメージとはつまり「自信」。
自分を信頼して自信を持つこと。
最初は形式的かもしれませんが自信が付けば剣風も変わります!
生意気言ってすみません!!