デフレの時代、剣道具は安くなりました。
だから安い甲手なんか修理するときに「買い直した方がお得です」と言われることがあります。でもね、そういった時に「愛着があるので直してください」と言う人が「品のある人」です。
当店はできるだけ「買い直した方がお得です」とは言いません(小学生や中学生の部活動は除きますよ)。
当店が別に修理代で稼いでやろうという意味ではありません。
使い捨てのこの時代、あえて何度も修理して使うことが、
自分の剣道具を愛しているということだからです。
たとえ修理代の方が新しい安価な新品の甲手よりも高くついたとしても、大切な甲手を何度も直して使うことこそが、使い手の品になります。だから意地悪せずに他店さんの甲手でも気持ちよく丁寧な修理を受け付けています。品がない人ほど、せっかく良い剣道具を買っても日頃の手入れを怠り、メンテナンスに出さず、にすぐにボロボロにしてしまいます。
そして審査や試合の直前になってお店に飛び込んで来るのです。。。。